FAQ
API Management に関する FAQ を掲載しています。
API Management に関する FAQ を掲載しています。
A : FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O の PaaS のひとつとして提供される Web API の Gateway サービスです。
Web API サービスを提供されているプロバイダ様や、システムに Web API のインタフェースを開発予定のお客様に価値をもたらすサービスです。 API Management は、API
を提供するサービスとそれを利用するクライアントアプリとの間に位置し、API の Gateway として機能します。
API Management は、トラフィック制御、認証、セキュリティ、ペイロード加工などのさまざまな機能を備えています。 API Management 経由で API を実行することで、API
にそれらの機能を持たせることができるほか、API 自体の開発も可能です。
A : 下記のようなメリットがあります。
A : 「API Management ゲートウェイ拡張構成」をご利用いただきますと、標準提供のドメインではなく、
お客様独自のドメイン名を利用することにより、URL を変更することなくご利用頂けるケースがあります。
独自ドメイン名の利用をご希望の際には、ヘルプデスクよりお問い合わせください。
なお、お客様にて下記の作業が必要になります。
A : API Management で API に追加する機能の数や、処理の重さに依存します。
A : インターネット経由でアクセスできる HTTP ベースのサービスであれば指定可能です。
A : クライアント向け SDK は提供しておりません。
API のリクエスト及びレスポンスの仕様については、API Management 側から指定する部分はないため、各言語で提供されている一般的なライブラリをご利用頂けます。
A : HTTP に加え、HTTPS もご利用いただけます。
A : アラートなどの自動監視機能はございません。
A : アナリティクスサービスにより、レスポンス件数や時間、キャッシュヒット率、アプリ毎のリクエスト実行統計、エラー統計、などAPIの利用状況を確認できます。
また、統計情報取得用 WebAPI を利用すれば、利用状況をダウンロードすることもできます。
アナリティクスサービスでは以下の解析パターンを提供しています。
ただし、解析パターンによっては、別途、フルアナリティクスオプションのご契約が必要です。
解析パターン | 解析詳細 | 利用可否 ※1 |
Proxy Performance | API Proxyのトラフィック量と平均応答時間をグラフ化 |
〇 |
Target Performance | 全バックエンドサービスへのトラフィック量とリクエストの成功・失敗件数、応答時間、レスポンスの 成功・失敗件数、ペイロードサイズをグラフ化 | 〇 |
Cache Performance | トラフィック制御ポリシーを通じて処理されたキャッシュヒット率や件数、応答時間をグラフ化 | △ |
Latency Analysis | API Proxyの応答時間や、バックエンドサービスの応答時間をグラフ化 |
〇 |
Error Analysis | API Proxyが処理するリクエストおよびレスポンスで発生したエラーの情報(件数やステータス コード等)をグラフ化 | 〇 |
Developer Engagement | Developerの人数、アクセス状況、トラフィック量、エラー率をグラフ化 |
△ |
Traffic Composition | API Proxy、API Product、Developer、アプリケーションのトラフィック量Top10をグラフ化 | 〇 |
Devices | API Proxyに対するアクセス元のデバイス情報 (プラットフォーム、エージェント、デバイスタイプ、 OS種別等)をグラフ化 | 〇 |
Custom Reports | 縦軸、横軸、ならびに統計期間を所定の項目から自由に選択して情報をグラフ化 | △ |
A : 大別して 4 つの機能を API に追加できます。
A : ありません。
JSON や XML 等どのようなデータも受け入れ可能です。
A : 下記のことができます。
A : お客様が別途契約している環境上に構築された、DMZ に配備できないバックエンドサービスのデータソースに接続できます。バックエンドサービス接続形態として下記の 3 つの方法があります。
A : 下記の解析パターンを利用できます。
これらの機能を利用するためには、別途、フルアナリティクスオプションのご契約が必要です。
A : 下記の通りです。
A : 復旧できません。
アナリティクスデータ保持期間内にアナリティクスサービスのデータ取得 WebAPI を使用して詳細データを取得しておくことを推奨します。
A : API Management が提供する API で利用者が下記を実行できます。
A : バックエンドセキュア接続構成において、プライベート IP アドレスによる通信時の名前解決機能を提供します。
プライベートネットワークに対して API を公開する構成において、API 呼び出し時の名前解決を行います。
また、API Management からプライベートネットワークのバックエンドサービス(システム)やインターネット上のバックエンドサービス(システム)に接続する際の名前解決を行います。
A : API Management サービスの標準ドメインまたはお客様指定のドメインが利用できます。
DNS オプション提供にあたり、お客様指定のドメイン利用やお客様の DNS との接続について事前に確認するため、お申込み前にヘルプデスクにお問い合わせください。お申込み後、約 10 営業日でご利用いただけます。
A : ゲートウェイ拡張構成またはバックエンドセキュア接続構成をご契約いただければ、お客様のドメインおよびサーバ証明書を利用できます。
A : 172.23.0.0/16 のネットワークアドレス (CIDR) をご利用の場合は直接接続することができません。利用する場合は NAT(Network Address Transfer) による IP アドレスの変換をお願いいたします。
A : 出力先には syslog のみ設定可能です。ファイル出力はご利用いただけません。
A : 下記のいずれかのケースに該当するためエラーになっています。それぞれの対処を実施して再度ログインしてみてください。
A : お申込みプランまたはオプションによって、ご利用いただけるまでの日数が異なります。
A : 「API Management 動作環境」(下記)をご参照ください。
https://apimng.jp-east-1.paas.cloud.global.fujitsu.com/docs/jp3/requirements.htmlA : 管理コンソールおよびAPI Proxyへは、TLS1.2のみ接続可能になっております。
A : API Management とロードバランサーの Keep-Alive (接続保持) 時間の相違により発生します。 ロードバランサーの Keep-Alive の設定を無効、または 60秒未満に設定してください。
A : API Management
のゲートウェイは冗長化されており、デフォルトの設定ではそれぞれのゲートウェイで制限値がカウントされます。すべてのゲートウェイでカウンターを共通化するためには、Quota
ポリシーを下記のように設定します。
<Distributed>true<⁄Distributed>
A : クラス名(パッケージ+クラス)が重複する場合は正しく動作しません。必ずクラス名が一意になるように配備してください。
A : 姓名は半角英数字を設定してください。全角文字を入力した場合、文字化けなど誤動作する場合があります。
A : メッセージに誤りがありますが、パスワードは 16 文字以上にしていただくようお願いいたします。
A : 2022年4月1日より、セキュリティ強化のため管理コンソールに接続するためには2段階の認証が必要になりました。
A : API Managementでは、Google社のApigee Edgeを採用しております。
下記の Google 社のリンクをご参照ください。
A : セキュリティ対策のため、代表的なブラウザの最新のバージョンでは HTTP プロトコルをHTTPS プロトコルに変更するよう設定されている場合があります。
HTTP プロトコルでのアクセスは通信内容が暗号化されずセキュリティ的に脆弱なため、HTTPS プロトコル でのアクセスをご利用ください。
A : 下記の契約プランを提供しています。
プラン名 | 課金単位 | 備考 ※1 | |
基本構成 | 固定メニュー(3M) | 月 |
API呼出回数(1か月ごとに集計) 固定(固定メニュー)+従量(オプション)
|
固定メニュー(10M) | |||
固定メニュー(20M) | |||
ゲートウェイ拡張構成 | 固定メニュー(3M) | ||
固定メニュー(10M) | |||
固定メニュー(20M) | |||
バックエンドセキュア 接続構成 |
固定メニュー(3M) | ||
固定メニュー(10M) | |||
固定メニュー(20M) |
A : FUJITSU Cloud Service ポータルの「ご利用サービス」からご確認いただけます。
A : 固定メニュー内で利用可能な API コール数に違いがあります。
プラン名 | API コール数上限/集計期間 | API コール数超過発生時の 計算単位 |
固定メニュー (3M) | 300 万/1 か月 | 100 万 |
固定メニュー(10M) | 1000 万/1 か月 | |
固定メニュー(20M) | 2000 万/1 か月 |
A : 同一構成(基本構成、ゲートウェイ拡張構成、バックエンドセキュア接続構成)内でのプラン変更は可能です。
変更種別 |
変更方法 |
変更タイミング |
同一構成内での固定メニュー間(3M, 10M, 20M)のプラン変更 | FUJITSU Cloud Service ポータル上でプラン変更可能。 |
|
A : バックエンドセキュア接続構成 (下記のいずれか) をご契約いただければ、ゲートウェイ拡張の機能もご利用いただけます。
A : 参照できません。
参照できることもありますがデータの保証はしていません。
オプション追加前にアナリティクスサービスのデータ取得 WebAPI を使用して詳細データを取得しておくことを推奨します。
A : 継続して詳細データを参照できます。
A : フルアナリティクスオプションご利用時に保持されていた詳細データはフルアナリティクスオプション解約時に削除されますので、
オプション解約後は詳細データを参照できません。
フルアナリティクスオプションを解約する前にアナリティクスサービスのデータ取得 WebAPI を使用して詳細データを取得しておくことを推奨します。
A : いずれのプランでも利用可能です。
ただし、下記の WebAPI はゲートウェイ拡張構成またはバックエンドセキュア接続構成のみで利用できます。
A : できません。
アナリティクスデータ保持期間内にアナリティクスサービスのデータ取得 WebAPI を使用して詳細データを取得しておくことを推奨します。
A : 請求額は API のリクエスト数から算出されます。
請求額の算出対象となるリクエスト数は、次の手順により確認頂けます。
12 月 28 日から過去 3 か月(9 月 28 日 9:00 - 12 月 28 日 9:00)のコール数を確認する場合を例にとって説明します。
A : 月額の固定料金は、サービス利用停止のお申込みから最大 3 営業日後に停止されます。
サービス利用停止のお申込日から最大 3 営業日までに実行された API は、利用した API リクエスト数に計上されます。その間のリクエストにより、固定料金に含まれる API
リクエスト数の上限を超えた場合には、超過オプションが適用され追加料金が発生する可能性があります。
サービス利用停止のお申込み前に、API リクエストを遮断するために全ての API Proxy をアンデプロイして頂くことにより、これを回避できます。